background
背景コンポーネントは、シーンの基本的な色の背景を設定します。ジオメトリが作成されないので、a-sky
よりもパフォーマンスが高くなります。a-sky
がカメラの遠距離平面より遠くにある場合、望ましくないフラストレーションの間引きの問題はありません。また、a-sky
の球体ジオメトリの背後にある遠くのオブジェクトとの予期せぬ閉塞感もありません。
また、背景コンポーネントは、すべての環境に対してデフォルトの環境キューブマップを生成することができます。 これはGLBのモデルが暗すぎたり、反射を有効にしているマテリアルが正しく環境を反映しない場合に、デフォルトの反射環境を提供するので有益です。
# シーンのライティングと光源の計算
背景コンポーネントは、ARでの光源計算が利用できる場合、WebXRの光源計算を使用してあなたの周囲から環境マップを生成することを保証します。
また、現実世界の照明に合わせた照明も作成されます。そのため、hide-on-enter-ar
コンポーネントを使用して、ユーザーがARに入ったときに、あらゆるシーンライトをオフにするべきです。
これらの光源は、「ディレクショナルライト directional light
」と「プローブライト probe light
」です。シーンでディレクショナルライトを用いて影を利用する場合、directional light
プロパティを用いて提供することができ、自分で作る代わりにこの光源をコントロールすることができます。
ユーザーが AR を離れると、この以前に入ったときと、色、強さ、位置が異なる場合があります。
# Example
以下の例では、背景色を赤に設定し、ARのための照明推定を使用しています。
<a-scene webxr="optionalFeatures: light-estimation;" background="color: red"></a-scene>
# Properties
Property | 概要 | デフォルト値 |
---|---|---|
color | シーンの背景色 | black |
transparent | 背景を透明にします。カラープロパティは無視されます | false |
generateEnvironment | デフォルトの環境を出力するか | true |
directionalLight | ARの証明のために損zないしている照明を利用するか | null |
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